業績(2023年度以降)

原著論文
Kakae M, Kawashita A, Onogi H, Nakagawa T, Shirakawa H. Bilateral Common Carotid Artery Stenosis in Mice: A Model of Chronic Cerebral Hypoperfusion-Induced Vascular Cognitive Impairment. Bio Protoc 14(13):e5022 (2024). doi: 10.21769/BioProtoc.5022.
Watanabe H, Ikawa M, Kakae M, Shirakawa H, Kaneko S, Ono M. Synthesis and biological evaluation of radioiodinated benzoxazole and benzothiazole derivatives for imaging myelin in multiple sclerosis. Bioorg Med Chem Lett 103: 129691 (2024). doi: 10.1016/j.bmcl.2024.129691.
Suzuki M, Zhou Z, Nagayasu K, Shirakawa H, Nakagawa T, Kaneko S: Inhibitors of the mechanistic target of rapamycin can ameliorate bortezomib-induced peripheral neuropathy. Biol Pharm Bull 46: 1049-1056 (2023). doi: 10.1248/bpb.b22-00861.
Masui S, Yonezawa A, Nakamura M, Onishi A, Hashimoto M, Onizawa H, Fujii T, Murakami K, Murata K, Tanaka M, Yokoyama K, Iwamoto N, Shimada T, Itohara K, Hira D, Nakagawa S, Imai S, Nakagawa T, Hayakari M, Matsuda S, Morinobu A, Terada T, Matsubara K: Serum Concentrations of infliximab and IL-6 for predicting one-year discontinuation of infliximab treatment owing to secondary non-response in patients with rheumatoid arthritis. Biol Pharm Bull 46: 1112-1119 (2023). doi: 10.1248/bpb.b23-00192.
Kakae M, Nakajima H, Tobori S, Kawashita A, Miyanohara J, Morishima M, Nagayasu K, Nakagawa T, Shigetomi E, Koizumi S, Mori Y, Kaneko S, Shirakawa H: The astrocytic TRPA1 channel mediates an intrinsic protective response to vascular cognitive impairment via LIF production. Sci Adv 9: eadh0102 (2023). doi: 10.1126/sciadv.adh0102.
Sugawara H, Uchida M, Suzuki S, Suga Y, Uesawa Y, Nakagawa T, Takase H: Opioid-related respiratory depression in non-cancer patients, as reported in the Japanese Adverse Drug Event Report Database. J Nippon Med Sch 90: 439-448 (2023). doi: 10.1272/jnms.JNMS.2023_90-612.
Suzuki S, Uchida M, Sugawara H, Suga Y, Nakagawa T, Takase H: Multicenter prospective observational study on hospital pharmacist interventions to reduce inappropriate medications. Front Pharmacol 14: 1195732 (2023)
Ogihara T, Kagawa M, Yamanaka R, Imai S, Itohara K, Hira D, Nakagawa S, Yonezawa A, Ito M, Nakagawa T*, Terada T, Matsubara K: Preparation and pharmaceutical properties of Hangeshashinto oral ointment and its safety and efficacy in Syrian hamsters with 5-fluorouracil-induced oral mucositis. J Nat Med 77: 53-63 (2023). doi: 10.1007/s11418-022-01645-y (The Journal of Natural Medicines Award 2023受賞
Toda R, Seo S, Uemoto Y, Morino K, Nishino H, Nakamura N, Okuno M, Iguchi K, Sato M, Nakamura K, Taura K, Nakagawa S, Nakagawa T, Tsuruyama T, Manabe T, Kawaguchi H, Iwaisako K, Ikegawa M, Uemoto S, Hatano E: Clinically relevant model of oxaliplatin-induced sinusoidal obstruction syndrome. Hepatol Res 53: 145-159 (2023). doi: 10.1111/hepr.13842.
Nakagawa S, Shimazaki A, Funakoshi T, Yonezawa A, Kataoka S, Horimatsu T, Hira D, Itohara K, Imai S, Nakagawa T, Matsubara T, Yanagita M, Muto M, Matsubara K, Terada T: Effect of severe renal dysfunction on the plasma levels of DNA-reactive platinum after oxaliplatin administration. Biol Pharm Bull 46: 194-200 (2023). doi: 10.1248/bpb.b22-00578.
佐野尚平、亀位耕平、伊藤雄大、栩野有輝、嶋本めぐみ、江川英毅、平岡芹菜、岸部美和子、杉本里実、上中智香子、山本有紀、上田弘樹、須野学、中川貴之、松原和夫:抗EGFR抗体薬使用患者における皮膚障害に対する多職種連携による早期介入の有用性. 医療薬学 50(10): 523-530 (2024)
賀來治香、杉本由起、亀位耕平、山口真衣子、吉野恭平、西村知恭、島田佳代子、山口佳那、秋月麻友子、中川貴之、吉田薫、松原和夫:PDAを含むピッキングサポートシステムを利用する注射薬調剤業務の薬剤師以外の者へのタスクシェア / シフトの有効性?安全性評価. 日本病院薬剤師会雑誌 60(9): 969-973 (2024)
川上 恵、北田徳昭、米澤 淳、岡村みや子、尾崎淳子、池見泰明、中川俊作、今井哲司、中川貴之、土井恵太郎、秋月修治、武藤 学、寺田智祐:医薬品情報を利活用したがん薬物療法に対する薬学的介入-タクロリムスとアプレピタントの薬物相互作用に着目し薬学的支援を行った皮膚筋炎併発胃がんの一例-. 医薬品情報学 25: 83-90 (2023)
有福萌波、重面雄紀、山際岳朗、加藤果林、北田徳昭、今井哲司、中川貴之、寺田智祐:神経障害性疼痛に対する院内製剤10%リドカインゲルの使用実態調査. 医薬品情報学 25: 115-123 (2023)
総説?著書
中川貴之:「8章 化学療法の薬理」ベーシック薬学教科書シリーズ16 薬理学(第2版)(金子周司、村山俊彦 編)、化学同人、B5判全675頁 (2024)
中川貴之:『整形外科領域の痛みをおさえる鎮痛薬シニア?レシピ』「デュロキセチンの投与設計は?画一的な増量は必要?」「デュロキセチンの投与時に確認すべき基礎疾患は?」Rp+レシピプラス、23: 95-97、98-100 (2024)
中川貴之:『特集 慢性疼痛に対する薬物療法の現状と問題点』「慢性疼痛診療におけるポリファーマシー対策の意義と実践」ペインクリニック、45: 569-578 (2024)
中川貴之専門家をめざす人のための緩和医療学 改訂第3版(編集 日本緩和医療学会)、南江堂、B5判全431頁 (2024)
中川貴之:『特集 基本とコツを押さえたイマドキの緩和ケア』「総論 緩和ケアと薬物療法」 月刊 薬事(じほう)66: 14(1262)-17(1265) (2024)
中川貴之他:緩和医療薬学 改訂第2版(編集 日本緩和医療薬学会)、南江堂、B5判全230頁 (2023)
中川貴之、田上恵太他:「第4章 薬物療法」トータルマネジメントをめざす!がんの痛み治療テキスト(編集 松本禎久、森雅紀、田上恵太)、南江堂、B5判全396頁 (2023)
その他(受賞、記事等)
2024年 8 月 皇冠体育,皇冠比分6年度日本薬学会薬理系薬学部会 栴檀賞 (抱助教)
2024年 7 月 2024年度日本神経化学会 奨励賞 (抱助教)
2023年10月 第50回内藤コンファレンスGlia World ポスター発表賞 (抱助教)
科学新聞 2023年07月28日 (抱助教)
アルツハイマー発症前に認知症予防 京大が生体防御機構発見 治療薬開発期待 | 科学新聞 The Science News (sci-news.co.jp)
特別講演?教育講演?シンポジウム?講習会等
中川貴之特別講演がん化学療法誘発性末梢神経障害のメカニズム解析とその予防?治療を目指して」乳がん患者の痛みを考える、2024.12.9(京都)
中川貴之シンポジウム『がん支持療法?緩和医療のサイエンス(中川貴之、佐藤純也)』がん支持療法?緩和医療のサイエンスを目指して」第34回日本医療薬学会年会、2024.11.2~4(幕張メッセ)
中川貴之:メディカルセミナーがん患者における神経障害性疼痛の管理と副作用マネジメント」第34回日本医療薬学会年会、2024.11.2~4(幕張メッセ)
中川貴之:「薬剤部長の視点から考えるオピオイド鎮痛薬選択のポイント」京都南部地域緩和セミナー、2024.10.17(WEB)
中川貴之:特別講演「薬剤師による神経障害性疼痛マネジメントの重要性 ~院内外連携で実現するCIPNの管理~」福島県病院薬剤師会 がん薬薬連携セミナー、2024.9.17(WEB)
中川貴之:特別講演「緩和薬物療法における薬剤選択のポイント ~薬剤師による多角的な視点から~」愛媛県病院薬剤師会/松山薬剤師会皇冠体育,皇冠比分6年度生涯教育講座 第6回、2024.9.10(WEB)
中川貴之:「最近の薬物乱用問題について考える」三重県保険医協会市民公開講座、2024.9.1(Web)
中川貴之:「薬剤部長から見たオキシコンチンTR錠 ~オキシコンチンTR錠の経済性を再考する」オキシコンチンTR錠全国講演会、2024.8.25(東京)
中川貴之:「より良いがん医療のために病院薬剤師ができること:がん患者さんにおける神経障害性疼痛の管理」Pain Live Symposium ~薬剤師に学ぶ疼痛管理、2024.8.6(神戸)
中川貴之:特別講演「緩和薬物療法における薬剤選択のポイント ~薬剤師による多角的な視点から~」第20回石川緩和薬物療法フォーラム、2024.7.7(WEB)
中川貴之:「CIPNの問題点?管理 ~薬剤師の立場から~」Management of Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy (CIPN)」、2024.6.28(京都)
中川貴之:教育講演「緩和ケアにおける適応外使用について考える」第29回日本緩和医療学会学術大会?第37回日本最古オンコロジー学会総会 合同学術大会、2024.6.14-15(神戸)
中川貴之:「ゲートキーパーとしての薬剤師の役割 ~国内外の環境を踏まえてオピオイド選択にどうかかわるべきか~」SHIONOGI Pain Management Web Conference、2024.5.30(Web)
中川貴之:シンポジウム「がん支持療法?緩和医療のサイエンス ~基礎研究からの挑戦~(オーガナイザー?座長:中川貴之?吉澤一巳)」第17回日本緩和医療薬学会年会、2024.5.24-26(東京)
中川貴之:特別講演「より良いがん医療のために病院薬剤師ができること ~がん患者さんにおける神経障害性疼痛の管理~」泉州 Pharmacy Director Seminar、2024.3.22(大阪)
土井光則:「不眠時フォーミュラリー導入から現状」不眠症診療セミナー in 橋本、2024.3.21(和歌山)
中川貴之:特別講演「トレーシングレポート活用による地域医療連携への期待と課題」第18回和歌山市保険薬局?病院薬局?薬剤師合同研修会、2024.3.16(和歌山)
中川貴之:「よりよいチーム医療実現のために病院薬剤師ができること ~がん治療に伴う神経障害性疼痛の話題を含めて~」病院薬剤師会の未来を考える in Wakayama、2024.3.9(和歌山)
中川貴之:ベーシックセミナー「医薬品情報の基本」第45回日本病院薬剤師会近畿学術大会、2024.1.27-28(和歌山)       
抱将史、土井光則、松本みさき、中川貴之:「認知症の予防/治療薬創出をめざしたリバース?トランスレーショナルリサーチ」第12回 ニューロカンファレンス和歌山、2024.1.20 (和歌山)
中川貴之:教育セミナー「女性に多い痛みと鎮痛薬の使い方」看護薬理学カンファレンス 2023 in 神戸、2023.12.17(神戸)
中川貴之:「PAIN RESEARCH Instruction for Authors」第45回日本疼痛学会、2023.12.8-9(福島)
中川貴之:「がん化学療法に伴う末梢神経障害 ~薬剤師の立場から~」がん治療サポーティブケアWebセミナー、2023.10.17(WEB配信)
中川貴之:「クスリの正しい使い方と間違った使い方:医療用麻薬について」最新の医学?医療カンファランス、2023.10.12(和医大)
シンポジウムオーガナイザー?座長『うつ病と合併する睡眠障害の神経基盤解明とその治療を目指した精神医学、神経科学、薬学の融合科学』(中川貴之、山下 哲)第53回日本神経精神薬理学会年会、2023.9.7~9(東京)
土井光則:「不眠時フォーミュラリー導入から現状」エーザイ 不眠症セミナー、2023.7.31(和歌山)
中川貴之:シンポジウム『薬学研究者と薬剤師の協働で深めるがん?緩和薬物療法(寺田智祐、中川貴之)』薬学研究者と薬剤師の協働によるがん支持療法?緩和ケアのサイエンス. 医療薬学フォーラム2023/第31回クリニカルファーマシーシンポジウム、2023.7.22~23(山形)
中川貴之:シンポジウム『慢性疼痛に対する薬物療法の現状と問題点(川真田樹人、住谷昌彦)』慢性疼痛患者におけるポリファーマシーとその対策. 日本ペインクリニック学会 第57回学術集会、2023.7.13~15(佐賀)
中川貴之:近畿大学大学院特別講義「薬学研究者と薬剤師の協働で深めるリバース?トランスレーショナルリサーチ」2023.6.3(近畿大学)
中川貴之学会委員会企画シンポジウム『緩和医療を担う薬剤師の持続発展的な育成に向けて(中川貴之、内田まやこ)』「教育研修委員会が目指す緩和医療を担う薬剤師の持続発展的な育成」第16回日本緩和医療薬学会年会、2023.5.26~28(神戸)
中川貴之:メディカルセミナー2「知っているようで知らない!?がん疼痛に対するオピオイド鎮痛薬の使い方 up-to-date」第16回日本緩和医療薬学会年会、2023.5.26~28(神戸)
学会発表(一般口頭?ポスター)
井上嘉之、抱将史、土井光則、松本みさき、中川貴之:前立腺がん治療薬の認知機能への影響. 第74回日本薬学会関西支部総会?大会, 2024.10.5(武庫川女子大学)
荒金莉奈、松本みさき、抱将史、土井光則、中川貴之:皮膚虚血再灌流による褥瘡モデルマウスにおける薬効評価. 第74回日本薬学会関西支部総会?大会, 2024.10.5(武庫川女子大学)
抱将史中川貴之、白川久志:血管性認知障害における活性酸素種感受性TRPチャネルの病態生理学的役割. 生体機能と創薬シンポジウム2024京都, 2024.8.29-30(京都)
土井光則、羽野卓三、崎山晃宏、秋月麻友子、吉田薫、太田茂、中川貴之:実務者実習における診療所?薬局連携体験実習の有用性 ―モデルコアカリキュラム学修目標の自己評価―. 第9回日本薬学教育学会大会, 2024.8.17-18(東京)
Masashi Kakae, Mitsunori Doi, Misaki Matsumoto, Takayuki Nakagawa:The exploration of drugs for cancer treatment inducing cognitive impairment. 第97回日本薬理学会年会, 2023.12.14~16(神戸)
抱将史, 土井光則, 松本みさき, 中川貴之:リアルワールドデータ解析に基づくがん関連認知機能障害マウスモデルの作製. 第33回神経行動薬理若手研究者の集い, 2023.12.13(神戸)
Masashi KAKAE, Hisashi SHIRAKAWA:The intrinsic protective mechanism of the astrocyte via LIF production through TRPA1 stimulation against vascular cognitive impairment. 第50回内藤コンファレンス Glia World, 2023.10.10~13(札幌)
*ポスター発表賞受賞